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お皿の上にも季節感を・・・

 お盆休みはいかがお過ごしでしたか?昨年に比べるとホントに夏らしく、季節を満喫された方も多いかと思います。
 盆があけた市場の様子ですが、一向に落ち着く気配のない気温とは正反対にますます秋の雰囲気に包まれてきました。果物も桃から関東産の幸水なし、ぶどう類も小粒のデラウエアから大粒の巨峰が幅を利かせ、赤や緑と色も豊富になってきました。そこかしこに山のように詰まれる松茸の数々・・・また、違うほうへ目を移せば、いが栗にすすき、稲穂に柿の葉・栗の葉・赤もみじまで。実はこれらもウチの大切な商品なのです。
 はて、そんなものまで八百屋さんで扱うのと思われるでしょうが、先にあげた品々はもちろん食べるわけではなく、お膳の上や盛り付けられたお皿の上で季節感を演出するお手伝いをします。総じて『掻敷(皆敷)』と呼ばれています。笹の葉や蓮の葉などの大きな葉は皿の上に敷き、その上に料理を盛り付けます。もみじや南天などの小さな葉は盛り付けた料理の上に控えめに乗せます。花物は盛り付けに使えば季節感にプラスして華やかさを盛り上げ、桜や梅などの枝ものは紙で結んだ箸置きに差し込んだりして使います。
 産地としては徳島県や愛知県で盛んに栽培されています。特に徳島県の上勝町では高齢者でも栽培しやすいとの理由から町をあげて生産に取り組み、全国的に注目されています。
 また、近頃では彩りだけではなく、食べることを前提とした花、『エディブルフラワー』(食用花)も数多く栽培されています。こちらはパンジーやコスモス、アスターなど鮮やかで彩り豊かなものもたくさんあります。こちらは『掻敷』に比べ手に入りやすいと思います。ビタミンも豊富とのこと、ぜひお試しあれ。
 あくまでもメインは食材なのですが、華やかさや彩りをプラスして料理を目でも楽しんでいただくためには欠かせないものだと思います。
kuri.JPGmomiji.JPG
左)栗の葉 右)青もみじ 
青い葉ばかりですみません・・・

 

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季節はずれ???

PIC_0003.JPG
 別に春に撮った写真を使いまわしているわけではありません。昨日撮った写真です。写っているのはご存知たけのこでございます。春野菜の代表格であるたけのこがなぜこの季節にあるのでしょうか?しかもフレッシュだし・・・

 このたけのこ、『真夏筍』と申します。鹿児島県串木野市周辺で栽培されているまだまだ珍しい野菜かと思うのですが。春に出回る孟宗竹のたけのことは別の種類のものです。通常のたけのこと見た目で異なる点といえば写真では判り難いのですが、皮に毛がないくらいでしょうか。
 このたけのこの特徴は
 ①春の時期ではなく暑い夏の時期に収穫されていること。②節がほとんどない。③たけのこ特有のエグミがなく甘みが強いこと。
 出荷時期としては7月の中旬から秋の彼岸くらいまで。今の時期がピークと言えるでしょう。肝心な味のほうですが
生で食べるとよ~くわかります。口に入れた瞬間甘さを感じ、エグミを感じません。(若干切り口に近い部分に残ってはいますが)ですから、通常のたけのこに必要な糠で湯がいたりといった面倒な下ごしらえはほとんど必要ありません。刺身で食べるならば青臭さをとるために若干湯がくといいでしょう。熱を加えると甘さがより生きてきます。
 淡白なあっさりとした味はどんなものにも相性が良いと言えます。刺身、炒め物、煮物、揚げ物と従来のたけのこと同じように使っていただければよいかと思います。また、生に近い状態でお召し上がり頂ければ甘さが生きてきます。食感を生かして細かく切ってサラダや和え物に。涼しさの演出にも効果的かと考えます。

 このたけのこは鹿児島県串木野市から生産者直送で仕入れています。お話していると生産者の方のたけのこに対する情熱が伝わってきます。販売する私どもも真剣に大切に販売していきたいと改めて感じされられてしまいました。

 

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八月になりました・・・

 八月になってもあついですねぇ。。。今日は市場をぶらっとしてたらこんなもの見つけました。pic_0273.jpg
 携帯で撮影したもんで端のほう切れていますが(スミマセン^^;)赤・黄・オレンジの三色、ご存知のパプリカです。写真で見るとわかりにくいかもしれませんが、実は小さいのです。大き目のいちごの一粒くらいの大きさです。ひとくちサイズと言えばいいでしょうか。花のような形とこの小ささに魅かれて好奇心だけで仕入れてしまいました。普通のパプリカと同様に甘みがあるのですが、さすがにひとくちサイズとはいえミニトマトのようにひとつそのままサラダにつけるには少々難あり。好き嫌いあるしなぁと。中身も結構果肉が詰まっていて、長さもないのでスライスして形を生かすって方法も難しいかなと…はてはて、どうやって使ってもらいましょ…

 こんな感じで結構衝動仕入れ(?)をしてしまい、怒られることもたびたびございます。市場にはこんな気持ちをかきたてられる食材が転がってます。

 八月に入り夏の盛りを迎える一方で秋を感じさせる食材もたくさん入荷しています。
松茸・新銀杏・近郊産のみょうが・梨・ぶとうなどなど…松茸なんぞは6月下旬からでまわり、既に主力商品のひとつになっています。
 『三ヶ月』…本来その野菜がイメージされる季節ってありますよね?今では栽培技術や輸送技術も上がり(輸入も含め)初めての入荷時期がその季節から三ヶ月前って言うのがざらです。本来の時期には食材として使い飽きてしまうそんな傾向もあると感じています。野菜・果物は季節感が出しやすい分野なのですが近頃では先取りすることによって季節感を出しているような気がしてきます。我々としては先取りも継続しつつ、その一方で本当においしい時期にいいものを提供できるように努力しないといけませんね。
 
 ただ、個人的な意見ですが、松茸も暑くて食欲の落ちてる時期より、食欲旺盛な季節にじっくりと味わって食べたいなぁ…

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